虫歯、歯周病、なんといっても一番来院動機の多い疾患です。
日々進歩する先進医療の研鑽を積むことも大切ですが、歯科の基本はまず、これ!これを丁寧にこだわりを持って行うことが患者さんの歯を救う全ての基本と考えています。
歯周病(歯槽膿漏)ってどんな病気?
歯周病とは、歯と歯肉の境目に付着している歯垢の中の細菌が原因で歯を支える組織が失われる病気です。
最終的には歯を支えている骨が溶かされて歯がグラグラになって抜け落ちてしまいます。
では、先ず歯周病の特徴を説明します。
初期にはほとんど無症状 ⇒ 気づいたら進行している!!
(注)35歳以上の約90%の人が歯周病になりかけています!!
★★★歯周病セルフチェック★★★
家族みんなでチェックしてみよう!!
□ 朝おきたとき、口の中がネバネバする
□ 歯を磨いたり、固いものを食べると血が出る
□ 歯ぐきがムズがゆい、痛い!
□ 歯ぐきが赤く腫れている
※健康的な歯ぐきは、サーモンピンク色で引き締まっています
□ 歯ぐきが腫れて盛り上がっている
(歯ぐきが歯に覆いかぶさっている)
□ 口臭が気になる
□ 歯の周りに歯石や歯垢(乳白色では区別がつきにくい)が付着している
□ 固いものが噛みにくい
□ 歯が長くなったような気がする
□ 歯と歯の間に隙間ができた!
□ 歯がグラグラする
□ 歯ぐきから膿が出る
このような、症状、お口の中の変化が気が付いた方は、歯周病による歯やはぐきのトラブルが隠れているかもしれません。
口内の変化は身体の衰えより、ずっと早い傾向があります。
歯周病によるお口の変化は、今までの歯磨きでは虫歯にならなかったのに、急に虫歯になったなどの重要な症状を招きかねません。
もし、気になる痛み、しみるなどの知覚過敏などの症状がある場合は、定期検査時などにご相談ください。お一人お一人のお口の環境に合わせたケア、気を付けることなどをお伝えし、悪化を防ぎ、改善、治療のお話をさせていただきます。